いまどき着物講座

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【第6講座】着物のサイズ

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こんにちは!合理的でわかりやすいを目指すいまどき着物講座です。


第6講座は着物のサイズ

皆さんは洋服の袖の長さって、買うときに気にしたことありますか?試着して確認することはあっても、cmで答えられる人はなかなかいないのでは?

 
でも着物を着てる人に袖の長さを聞くと、99%即答すると思います。実は着物はサイズがとても重要です。サイズが合わないと、着にくい、着崩れる、そもそも着られないかも…

 
着物女子への第一歩、自分のサイズをしっかり確認しておきましょう。

 

 
チェックすべきは6項目

細かくみていくと着物の様々な名称にサイズがついて回るのですが、基本的にチェックすべき場所はこの6つです。

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①身丈

肩から裾までの長さで、身長±5cmまでOK。これを越えると、おはしょりが短すぎたり長すぎたり。ただ技術があれば±10cmまではいけるそう。


②裄(ゆき)

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首の付け根の中心から、肩先を通り手首のくるぶしまでの長さ。±2cmくらいまで可能。

また長襦袢との兼ね合いも。2分(0.75cm)ほど長いとベストで、長襦袢が長すぎる場合は中で縫ったり、短すぎる場合は袖の後ろから飛び出さないように工夫が必要。


③袖丈

基本的には49cm(1尺3寸)。未婚なら少し長め、フォーマルなら少し長めでも。また身長により多少の長短はお好みです。アンティークだと極端にの短いものがあり、その場合長襦袢の袖の長さにも注意。


④後幅⑤前幅

この2つを合わせて「前幅+後幅+後幅+15cm=ヒップサイズ」です。この15cmは、前幅の横のおくみの長さなので、これでちょうとヒップ1周分です。

少し大きい分には大丈夫ですが、小さい場合ははだけやすくなるので工夫が必要です。

 

⑥繰越し

簡単にいうと衣紋を抜くための後ろ襟の付ける場所。あまりサイズでは一般的ではないのですが、着付教室でへぇと思ったポイントの1つなので。

繰越しは7〜8分くらいが標準ですが、昔のものだと5分くらいのものも。ここが浅いと衣紋が抜きにくいそうです。私が通っていた着付教室は仕立てるときは8分で、抜きやすいのがアピールポイントでした。測り方も難しいので調べにくいですが、プロから買うときは確認してみてもいいかもしれません。


買うときにはどうしたら?

仕立てるとき

お店なら実際測ってもらえますし、ネットでも身長・裄・ヒップを伝えればプロが算出してくれます。ざっと①〜⑥のポイントとズレていないか、こっそり確認しておきましょう。

 

 既製品やリサイクルなら

①〜⑤のポイントをしっかり確認しておきましょう。⑥は私もリサイクル購入時は確認したことはないです。

 

慣れてきたら

あくまでこれは基本の話。慣れてくると、長さや前後の幅など自分の好みが出てきます。また少しサイズが足りなくても着る裏技などもあるので、どうしてもの場合は調べてみてください。


さいごに

いかがでしたか?よく着物は相続できるなんて言いますが、個人的にはサイズの問題もあり、子どもに継げたらラッキーくらいに思っています。ただ、お直しできるのも着物のいいところ。お気に入りのものは諦めないで、サイズを直しながら、長く着ていきたいものですね。